【よくいただくご質問】             オーダースーツのモデルの選び方について

FHR simpson HYBRID

ここではモータースポーツを楽しんでいる方はもちろん、興味があって始めてみたい方や
久しぶりに復帰したい方へ、モータースポーツにまつわる耳寄りなトピックスをご紹介いたします。

  
 今回のブログでは皆様からよくいただくご質問の中から、「オーダースーツのモデルの選び方」についてご紹介をいたします。

 初めてレーシングスーツを作る方や、久しぶりに復帰する方など、どのモデルを選べば良いか迷われている方は是非参考にしていただければ幸いです。

CLAのスーツモデルは全5種類

 CLAのスーツモデルは「用途」や「生地仕様」によって下記の5つのモデルがございます。

FIA公認

【主な使用例】耐火素材着用義務レース / 公認サーキット走行
【生地仕様】NOMEX(難燃生地)

RS

【主な使用例】耐火素材着用義務レース / 非公認サーキット走行 / 各種走行会
【生地仕様】NOMEX(難燃生地) ※一部ポリエステル生地を使用

RB

【主な使用例】サーキット走行 / 各種走行会 / イベント・衣装
【生地仕様】ポリエステル生地

カートスーツ

【主な使用例】JAF公認カートレース / レンタルカート
【生地仕様】ポリエステル生地 ※一部のモデルでNOMEX(難燃生地)を使用

メカニック

【主な使用例】耐火素材メカニックウェア / その他作業用つなぎ
【生地仕様】ポリエステル生地 ※一部のモデルでNOMEX(難燃生地)を使用

モデル選びにレギュレーション(規則)確認は必須!

 5つのモデルのうち、「カートスーツ」と「メカニックスーツ」は用途がはっきりとしているので、モデルの選択で迷う事は無いかと思います。
 「FIA公認」「RS」「RB」モデルについては、全て4輪自動車向けのレーシングスーツとなり、目的や用途によって選択が必要となります。
 そこで選択の指標となるのが、参加予定または目標となるレースのレギュレーション(規則)です。
JAF公認競技の場合はJAFのホームページ上で競技規則を確認することができます。その他の走行会や競技会の場合は主催者のホームページまたは直接お問合せをすることで確認ができます。
 実際にJAFのホームページに掲載されている規則書の一部をご紹介いたします。

規則例【2021年 レース競技に参加するドライバーの装備品に関する細則 より】

1)レース競技では耐火炎レーシングスーツを競技中常に着用すること。
2)JAF/FIA公認の耐火炎レーシングスーツの着用が義務付けられる。

規則例【2021年 全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則 より】

1)競技中はレーシングスーツ、レーシングシューズ、レーシンググローブの着用を義務付ける。当該年の国内競技車両規則第4編「レース競技に参加するドライバーの装備品に関する細則」の耐火炎レーシングスーツ、耐火炎レーシングシューズ、耐火炎レーシンググローブの着用を推奨する。

 

 上記2つの規則例を見てお分かりの通り、レース競技とスピード競技(ジムカーナ/ダートトライアル)では、耐火炎レーシングスーツの着用に対して規則が異なります。レース競技については、FIA公認スーツが義務付けられているのに対して、スピード競技では推奨とされています。つまりスピード競技については、「FIA公認」「RS」「RB」 どのモデルでも参加可能ということになります。(2021年現在)
 CLAではドライバー様の目的やご予算に応じて、様々なスーツのプランをご用意しておりますので、是非ご相談いただければ幸いです。

CLAオーダースーツ お問合せフォーム

 今回は「オーダースーツのモデルの選び方」についてご紹介しました。
次回もよくいただくご質問の中から「オーダースーツ製作」についてご紹介をいたします。

 

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